商品について

Qあの銘柄のあのお酒は入らないんですか
A大変申し訳ないのですが、店主が気に入った曲者のみのお取り扱いとなります。 今後、順次、増やしていければと思います。
Qギフトラッピングはできますか
A現在は承っておりません。 今後の検討課題としております。 ご了承くださいませ。

配送について

Q注文から届くまでどのくらいかかりますか
Aご注文確定後、2~3営業日以内に発送いたしております。
Qどのような形で梱包されて届きますか
Aお酒おおよそ1本~3本:リサイクル箱に入れ、それらを緩衝材でくるんで発送いたします。 お酒おおよそ4~6本:リサイクル6本箱に入れて発送いたします。お酒の安全のため、空いた隙間に緩衝材として紙を丸めたもの等詰めて発送します。。 お酒おおよそ7本~12本:リサイクル12本箱に入れて発送いたします。お酒の安全のため、空いた隙間に緩衝材として紙を丸めたもの等詰めて発送します。

その他

Q領収書は発行できますか。
A注文時、備考欄に領収書発行が必要な旨、ご記入頂きましたら、商品とともに発送致します。 商品発送後の領収書発行は承っておりません。
Q日本酒以外は取り扱ってますか。
A店主が惚れ込んだ日本酒のみを、販売しております。

2021/12/26 21:09

自然界の乳酸菌を取り入れて醸す

江戸時代からの長い歴史をもつ「生酛」の酒。速譲が登場する以前、腐らない酸性の酒母を造るには、米や麹をすりつぶして溶かし、自然界の乳酸菌の降臨を待つしか術はなかった。おそろしく体力と時間を消費する重労働、かつ自然が相手だけに失敗も多い手段である。

21世紀の生酛の酒は、製法の原理に変わりないものの、酒質のスタイルには2つの潮流が生まれている。
1つは、複雑な味の幅と、スパッと切れる酸が表現された

古典派

としての顔。もう1つは、旨味と軽み、甘みと酸のバランスを設計した

モダン派

としての顔。

飲み比べてみると、味の輪郭や厚みに程度の差はあるが、後味のきれいさ、きめ細かさで共通しているのがよくわかる。通向きの濃厚辛口をイメージされがちな生酛だが、実はビギナーにこそ好まれるピュアな個性の持ち主であることを、飲んで実感してほしい。