2022/06/11 21:08
基本的に吟醸、大吟醸と精米歩合の値が低くなればなるほど高価なお酒になります。
精米の割合で、お酒の名前が変わることがあります。いわゆる「特定名称」といわれるものです。
精米歩合:60%以下「吟醸」、50%以下「大吟醸」を名乗ることができ、そのうえ「アルコール添加」をせず、米と米麹のみで造ると「純米吟醸」「純米大吟醸」になります。
一般的に精米すればするほど香りが高くなり、雑味のない綺麗な味わいのお酒になるといわれています。
「大吟醸」が香り高く綺麗な味わいものが多いのは、お米をよく精米しているからなんですね。お米の大部分を削り落とす大吟醸のお酒は価格も高くなりがちです。しかし、たくさん磨いたお酒がよいお酒で、あまり磨いていないお酒がよくないとは言い切れません。
精米歩合の値が大きいお米は、米の旨みがしっかりした味わいのお酒に仕上がります。精米歩合の高い低いは、品質の高い低いではなく、あくまで味わいのタイプの違いということです。
華やかな香りを楽しみしたいときは精米歩合の値が小さい大吟醸を、味わいのしっかりとした料理と合わせても負けない力強い日本酒を飲みたいときは、精米歩合の値が大きい純米酒をえらぶことがおすすめです。
曲者酒店では、精米歩合80%などの取り扱いがあります。これらのお酒の魅力にはまってしまう「クセモノ」店主です。